自己破産で車を手放したくない場合の解決方法

6月 15, 2020 債務整理

自己破産で車を手放したくない場合の解決方法

「自己破産しても車を残す方法はないの?」

 

自己破産では借金を0にできる代わりに車を含む財産を処分しなければなりません。

しかし、普段の生活で車を使っている人にとっては大問題。

この記事では、借金を軽減させつつ、車を残す方法を解説します。

 

自己破産で車を手放したくない人はどうすればいい?

自己破産をした場合、20万円以上の価値がある車やローン完済前の車を手元に残すことはできません。

「どうしても車がなくなると困る」という人は、自己破産以外の方法で借金を減らすことも選択肢に入れてみてください。

任意整理なら車などの財産にまったく影響がない

任意整理とは、弁護士や司法書士に依頼してお金を借りた会社と交渉してもらい、利息や遅延損害金を0円にしたり、返済期間を60回払い程度の長期に設定したりできる債務整理です。

任意整理では財産を処分しなければならないという決まりはないので、20万円以上の価値がある車でも手元に残したまま借金を減額してもらえます。

また、任意整理は裁判所を通さずに私的な交渉として行われるので、完済前の自動車ローンを対象から外して他の借金だけを整理しても差し支えありません。

ただし、任意整理では元本を減らしてもらうことができないので、手続きが終わったら元本を全額返済する必要があります。

そのため、借金の元本を60で割った金額を毎月無理なく返済できるくらいの収入が継続的に得られる人でなければ、任意整理を行うことはできないので注意してください。

個人再生では車を処分する義務はない

個人再生とは、裁判所に申し立てて借金の元本を5分の1程度に減額してもらい、35年で返済していく債務整理です。

自己破産と違って、個人再生では財産を処分しなければならないという義務はありませんので、車を残したまま借金の元本を減額してもらうことが可能です。

ただし、最低でも車の査定額にあたる金額は返済しなければなりません。

例えば、500万円の借金がある人の場合、返済額は100万円となりますが、その人が160万円の価値がある車を持っていたとすると、返済額は160万円になるのです。

また、個人再生も裁判所を通す手続きであるため、自動車ローンが完済前の人は車を残すことができません。

 

自己破産では家族の車は処分されない

自己破産を考えている人の中には、夫の名義になっている車を妻が使うなど、本人が所有者ではない車を使っている人も少なくないことでしょう。

車の所有者が自己破産をする本人ではない場合、自己破産したからといって車が処分されることは一切ありません。

自己破産で処分されるのは、あくまでも本人の所有物である財産のみです。

所有権や名義が家族と共同になっていない限り、家族の財産が処分されることは絶対にないので、家族の車を使っている人は安心してください。

 

まとめ

・任意整理なら車を処分する義務はなく、完済前の自動車ローンは整理の対象から外せる

・個人再生では車を処分する義務はないが、査定額にあたる金額は返済することになる

・自己破産しても家族名義の車は処分されない

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